子どもに正直・素直になれない事について

親が感情を出す事は、良くも悪くも「子ども」にとって影響があります。
子どもにとって親は初めてのコミュニケーションを取った相手でもあり、初めて信頼や安心を与えてくれる存在でもあります。

そんな親が「感情」を剥き出しにすれば、必ず子どもは何らかの影響を受けます。

最近感じるのが、
どうしても「子どもに正直になれない」という親が一定数いるという事です。

感情的になりすぎてしまう方は、またの機会に考えて見ようと思います!🙇🏻‍♀️⸒⸒


では、「子どもに正直になれない」という親はどうすればよいでしょうか?

そもそもを考えてみましょう。

どうして正直になれないのか?

・子どもに嫌われたくない
・子どもが傷つかないように
・聞くに徹したい
・子どもが怖いから(暴力を振るうから)
・自分の感情が正解か分からない
・子どもに話しても伝わらないと思っている

などが挙げられますでしょうか?
その他もあれば教えてください!

私が特に心配しているのが、
「嫌われたくない」「傷つかないように」「言っても伝わらない」と思いがちな親御さんです。

このような感情は、「自己防衛」に近しい感覚があります。

「自分を守るたい気持ち」が働き、自分が「辛くない」「苦しくない」「傷つかない」ことを優先してしまっているかも知れません。

親御さんの中には、子ども頃、自分の感情を素直に出せる環境ではない教育環境だった可能性があります。
このような過去があり、「自分の心が壊れないように正直ならない」選択をとることはごく自然な事です。

自分を責めないで下さいね。


ここまで書きましたが、
「なんで正直にならないといけないの?」
と思われた方もいるかも知れませんので説明致しますが、決して「正直になれない」事が悪いのでは無く、
「正直になれない事を悪だと思っている」事が親御さんの心を縛っているのではないかなと感じました。

正直になりたいけど、なれない自分が情けない。
こうは思って欲しくないのです。

正直になりたいと思う事は大切な「欲求」です。大切にしてあげてください。


⚫自分の感情や気持ちの出し方
上記のように思っている方向けにはなりますが、私から感情や正直になれるかも?しれない方法を提案しますね。

①鏡の前で正直に言葉に出してみる。
→鏡の前でなくても良いので1人の時にやって見てください。案外、これが言いたいとかこれは別に子どもに伝わらなくてもいいや、など自分の中で、伝えたい事が生理出来てきます。
あと、多少スッキリするので、伝える時に冷静になれます。

②感情を書き出してみる。
→キーボード打ちでは無く手描きが良いかも知れません。自分の感情や言いたいことを思いついた順で書き出して見てください。
特にまとめるなどの作業はいりません。自分が書いても書いても描ききれないことが、伝えたい事や感情です。

③「あなたが~」ではなく「私は~」
→感情的になってしまうとつい、「あなたは~だから~」と相手(子ども)を批判したり、相手の話になってしまいます。

これを「私は~」に変えます。例えば、「私はあなたの~に~と思っている」という具合に、私はどう思っているか?を伝えるようにしてください。

あなたの~の行動で私は~になりました。
というメッセージが相手に届くでしょう。



☆まとめ☆

「正直になれない自分」を責めないで下さいと言うのが私からのメッセージです。

なので、結果感情を無理に子どもに明かさずともコミュニケーションは取れるのです。
もちろん感情的になる場面もなったらなったです(笑)
その後、子ども話し合い出来ていればいいのです。親だって人間出し、子どもくらい感情的になる事だってあるんです。

感情を出し方は、モヤモヤしている時でも有効です。
是非、活用してくださいね!


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子供と大人のコミュニケーション

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